― ecコンシェルのフィードバックを受けて、改善したことがあれば教えてください。
ecコンシェルを導入した直後は、とにかく商品の購入につなげなければと、各商品のページに商品訴求のポップアップを出していました。でも、その方法ですと、コンバージョン率が思うように伸びませんでした。結果を分析してみると、各商品ページを訪れるお客様は、既にその商品を購入しようと思っている方が大半だったんです。つまり、カスタマージャーニーが読めていなかったんですね。その一方で、価格表やよくある質問、お問い合わせなどのページに誘導するキャンペーンは、コンバージョン率が高いという結果が出ました。
― それはなぜでしょうか?
広告をクリックして「れいわdeねんが」のページを初めて訪れた人は、まずどんなサービスなのかを知りたいと思うんです。そのタイミングで、価格表やよくある質問などに誘導するポップアップが出てくると、クリックしてもらえます。その上で、サービスの内容に納得して、気に入った商品が見つかれば、購入いただけるでしょう。このように、お客様が求めていることを想像して導線を作ることで、成果につながるということが目に見えてわかりました。ecコンシェルのフィードバックを受けて、キャンペーンを打ち出す方向が改善していきました。
― 2020年の成果を基にして、今年はどのような施策を展開していく予定ですか?
昨年反響が良かった、価格表やよくある質問ページに誘導するキャンペーンをメインに、施策を展開していきたいと考えています。また、昨年はポップアップ用の画像作成まで手が回りませんでした。今年は、お客様がポップアップをパッと見たときに目を惹くような画像の作成にも取り組んでいきたいですね。9月から喪中のサイトがオープンするので、昨年の成果を踏まえて、計画的にキャンペーンを打っていこうと、準備を進めているところです。
― 年賀状は、一度購入したサイトで再び購入したいと考える方も多いと思います。そのような、リピーター向けのキャンペーンは打ち出す予定ですか?
もちろん、リピーター向けのキャンペーンも予定しています。ecコンシェルは、過去に1回以上購入したお客様向けのキャンペーンも設定できるのがいいところです。この機能を利用して、リピーターの方がサイトを訪れたときに、特別クーポンのポップアップが出るようなキャンペーンを展開していきたいと考えています。
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